帰路にどこか一か所観光を入れたくなる。
仙台を朝早く出て南に。もっと遅く出てもいいだろって感覚でいたけど案外観光入れると時間がないので,仙台って遠いんだなあと。
郡山乗り換えで若干時間があったので市街地の方に歩いてみた。小高い山に愛宕神社があって,全国どこでも愛宕山はあるんだなあと。ついでに郡山名物クリームボックスも購入。朝早くて駅から遠いパン屋まで行ったけど,想像通り甘くて満足。
こういう構内図わかりやすくて好き。今日の目当ての一つであるところの水郡線はいわゆる切り欠き式ホーム。乗り換えめんどくさくて愛らしいですね。
肝心の車窓はというと,こういう感じの正直つまらない景色が続く。しょうがないっすね。東北本線に比べて人が住んでる田舎率が高いというか,山間でもパラパラ人が住んでるイメージ。久慈川に沿って八溝山地を超えていくわけだけど,アトラクション感には正直欠ける。
せっかくだから支線に寄り道して常陸太田駅に来てみた。市街にはどうやらこのめっちゃダイヤ薄い支線しか通じてないらしい。やべえ。
駅舎は新しくて,待合室には時期がらかお雛様が。その辺で梅も咲いてた。これから偕楽園行くんだけど。
巨大くぱぁ。下品な像だ。
弘道館近くの定食屋で適当に納豆づくし定食みたいなのを食べた。まさに水戸で食べたかったもの!って感じで満足した記憶。
梅と弘道館。花の写真は難しいっすね…
館内から梅の咲く庭を。こんな落ち着いたところで勉強したら捗るんだろうなあ。さすがの水戸藩校。
三つ葵の御紋と刀剣男子。由緒正しい水戸徳川家の藩校にこんなん飾っていいんかい。
梅の時期だからこれを逃すまいと偕楽園に。段々日が陰り始めて不安。ブラタモリ信者なので入るのはもちろん好文亭表門。実際に歩いてみるとわかるのだけど,弘道館からまっすぐメインストリートを歩いてくると必然的にここから入ることになるのね。
時期的に地元の人もぞろぞろ梅見に訪れていて,こんなロケーションに住みたいものだなあと。
竹林ゾーン。番組の受け売りだけど,学徒たちの思案とクールダウンの意味があったわけね。静かな雰囲気と木漏れ日が心地よい。
そして見渡す限りの梅!!これだけの本数・品種の梅が一斉に咲いていると流石に圧倒される。足を止めて何度もシャッターを切ってしまった。
高台から眼下の千波湖と梅園を望む。何時間でも座っていたくなるほど良いロケーションだった。この千波湖と那珂川で水戸城は守られていたわけね。
ちょうどよく売店で梅酒が売ってたので,ベンチに座って飲みながら数分景色を眺めていた。時折吹く心地よい風が段々冷たくなってきたのでそそくさと帰路に。
接写&接写。花の写真難しい。
東口から出るとすぐ水戸黄門と藩主斉昭を祭る神社があって,こちらも梅見の季節だからか夕方なのに露店で賑わっていた。
長い階段を降りるとすぐに偕楽園駅が。が,この時期でも土日しか使われないらしく,ここから水戸駅まで歩きはしんどいな~なんて思ってたら,ちょうど増発っぽい路線バスが来たので足を痛めることなく無事電車に乗り継げた。首都圏の県庁所在地最高。
米沢はもう一度ゆったり博物館とかも見て回りたい。平泉の金色堂は人に紹介できる良いところだった。被災地もっと見て回るべきだったなあ。水戸はまた梅の時期に再訪したいなあ。そんな感じ。