ネタバレ。まとまっていない
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君の名は。の商業的成功を経た新海誠が2019年にコテコテの(分かり易すぎる!!!もろセリフで言わせてたし)「セカイ系」を書くということ、ゼロ年代原点回帰感
都会に1人の孤独感、というここ数作に通底していたテーマ
雨、非常階段の着想、ラストの上行は明らかに「言の葉の庭」の逆(エモすぎ号泣)
大人、権威に対する反抗(銃、わかりやすすぎ、夏の映画らしさあり)
夏映画だというのに全編ほとんど雨の東京、という冒険感の無さ、商業作品からの逸脱
そもそも都会、雨、ひとりぼっち、っていうのが言の葉の庭なんだよな
魚、龍のイメージ、言い伝えの形を取って超常現象を説明するの、型にはめてきたつもりか?
ボーイミーツガールにしては微妙な出会い
雨が止んだ時、同時に別のどこかでは過ぎ去った雨雲が雨を降らせている、という着想。晴れを「呼ぶ」というのは別の場所に雨を「押し付けて」いるということか(水ドバーの怪物)
飯作るシーン完全に詩季織織。全員見てると思いますが。
ヘリ目線とかヒルズのてっぺん目線で花火見るの、打ち上げ花火云々かんぬんの皮肉っぽい
落っこちたら雨粒の首輪が取れてたのとか軛からの解放という感じだった。手錠ついての落下という映像自体も画面映えしていた
新海誠の精子の臭いを嗅ぎに行ったら新海誠の精子が降ってくる映画だった
「トゥルーマン・ショー」もびっくりのプロダクト・プレイスメントの嵐。金の匂いに群がる人間で商業臭が強まってしまったのが惜しい。
どこ見てんのよ→陽菜を見てる、あの時僕らはたしかに世界を変えたんだ、などの精子臭すぎるセリフ・モノローグ群でつられて大射精
トラック爆発、東京水没、カブ水上爆走などで笑ってしまった。
年齢を偽る陽菜→何から何までエロい
凪くん→エロい
君の名は。陣のカメオ出演(君の名は。時の言の葉の庭の花澤香菜先生レベルの感動は無かった。天丼はダサい)
綾音!!!!の理想的な花澤香菜との共演(これが一番エモい)