タト部記憶

チラシの裏

【未完成】2021春(4月期)・終番レビュー

随時更新。点数未記載は最終話未視聴。感想未記載は完走済でこれから記載予定。

働き始めたらアニメを見る時間が取れてもレビューを書く時間が取れない。気力のせいか。たまりすぎて無理になる前に書いていく。

完走本数→53

平均点

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凡例. 作品タイトル 点数(10点満点)

短評

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  1. パワプロくん
  2. 黒ギャルになったから親友とヤってみた。 6点
    TSものという僧侶枠新境地でわりかし笑えたけど,それは新しい切り口のBLとしてこのアニメを見ているからであって,それは話をちゃんと理解していることになるのだろうか…という微妙な気持ちになる。それはそれとして山本和臣のメス声は良い。
  3. 異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術Ω 7点
    木曜TBSでちょうどいい。手塚プロダクションでちょうどいい。新キャラ伊藤美来でちょうどいい。適当なおバカエロ展開でちょうどいい。本筋が絶妙につまらないのもちょうどいい。全てがちょうどいいアニメだった。全ての要素が話の程度に見合っていると,たとえ一期よりクオリティが下がったとしても,たとえ手塚プロダクションだったとしても楽しめるんだなという発見があった。
  4. 魔導祖師 6点
    中華適当BLかと思いきや,陰謀渦巻く仙門で現代に転生したチート死霊術師が活躍するかなり真面目なラノベっぽい話だった。映像も凄まじいクオリティで中華アニメの勢いを感じるものになっていた。一方で構成はかなり疑問が残るものになっていて,訳わからん序盤をやったかと思えば物語の土台となる過去編を中盤に差し込んだり,重要な情報の出し方が下手くそすぎて単純に理解が難しい。過去編が面白かっただけに,羨雲編で興味を失ってしまってもったいない。
  5. アイカツプラネット! 0点
    棚ぼたで突然アイドルになった素人が凡庸な努力をしてなんとなくライバルを蹴散らして何故かトップアイドルになる話,なぜまかり通ると思ったのか全く理解できない。結論から言うと声オタで鍛えた顔面順応力によって実写ドラマパートは1クールで慣れた。それでも画作りは低予算感が拭えないし,何より話が虚無すぎた。アイドルの努力と成長を描くのがアイカツだと思っていたが,そのどれもが欠けていて心底退屈な作品だった。過去シリーズのキャラクターがアニメパートのマスコットキャラ?的なものの声を当てていたりして見た目はシリーズ最新作っぽいのだがあまりにもあんまりだ。
  6. ダイナゼノン 5点
    所詮はグリッドマンの衝撃を超えられず,大筋も感情芝居も微妙に盛り上がりきらず,雰囲気特化という感じでなんとなく楽しみきれなかった。キャラクターもグリッドマンほど刺さらず……。特撮オタク的なお楽しみポイントは相変わらず理解できなかった。
  7. バックアロウ 0点
  8. カバディ 9点
  9. ましろのおと 6点
  10. Vivy 5点
    アニメーションとしては見るべきところがあったので甘めに
  11. 86-エイティーシックス- 7点
  12. ドラゴン家を買う 3点
  13. セブンナイツレボリューション 8点
  14. 戦闘員 9点
  15. 焼くならマグカップも 7点 
  16. 恋と呼ぶには気持ち悪い 8点
  17. 転スラ日記 8点
  18. 聖女 5点
  19. 擾乱 0点
    何が描きたいのか最後までわからなかった。キャラクターを出しては退場させ,かと思えば生きてました~wの繰り返しで,各エピソードで描きたかった内容どころか咲羽の変化すらよくわからない。1クール使って最終話に至っても積み重ねが無いのは正気じゃない。龍脈も青い血も特に回収されない。主人公が死んで終わりは別にいいんだけど,下手人は一番因縁が浅い鉄板女という中途半端さ。本当にこれで成立していると思って書いているシナリオなのだろうか。時間の無駄。
  20. フルダイブ 1点
    陸上競技中失禁回とか局所的に笑えるところはあったのだが,基本的に全てのギャグがスベっていて辛かった。映像も相当に低クオリティだが,話があまりにも酷い。基本的に展開には起伏がなく,作者が「これ面白いだろ~」って考えたセリフやら二つ名やらを出すために場当たり的に,無軌道に話を作ってるように見えてしまう。だから主人公がひどい目にあってでもクソゲーをやり続ける意味が最後までわからなかったし,他のヒロインとのドラマもほぼほぼ無かった。極めつけはイジメ鬱展開で,これをコメディに昇華させられると思っている原作者は心を病んでいると思える出来だった。
  21. セスタス 4点
  22. スーパーカブ 9点
  23. ゴジラSP 4点
  24. Fairy蘭丸 5点
  25. ゾンビランドガリベンジ 6点
  26. バクテン! 6点
  27. すばらしきこのせかい 2点
    最後まで他人がやってるゲームを後ろから見ているみたいで,至って淡々とした驚きに欠ける展開にどうでもいい真相だったので何も楽しめるポイントが無かった。なぜ2回も3回もネクくんがエントリーできたのかとか,戦闘シーンの虚無さとかいろいろかゆいところに手が届かない微妙さ。画面や音楽などなど他の要素は不満が無かっただけに,どうすればこのアニメを楽しめたのか教えてほしい。
  28. ゆゆゆちゅるっと 5点
  29. スライム倒して300年 9点
  30. 長瀞 10点
  31. 大運動会 4点
    何もかもが酷い出来だったしそもそも全ての要素にやる気を感じなかったのだが,奇跡的に笑える作品にはなっていた
  32. 美少年探偵団 6点
  33. 憂国のモリアーティ(第2クール) 3点
  34. メガロボクス2 7点
  35. クラマー 2点
  36. いたずらぐまのグル~ミ~ 0点
    ファンシーな絵柄で不条理バイオレンスギャグをやるという点では「あおおに じ・あにめぇしょん」などに通ずるものがあるが,それにしても尺が短すぎてお話らしきものが一切作れていなかった。ただただキャラクターが暴力的な熊に流血させられる映像を12回流して楽しいわけがない。気づけ。
  37. ひげを剃る。そして女子高生を拾う。 7点
    疲れたおっさんが世話焼き美少女(女子高生)を家にあげてドキドキしながら共同生活する,というただそれだけの要素で十分だったはずなのに,下手な後付けで家出少女の問題解決を本筋に据えてきて,不安定な思春期の青少年を肯定してやる大人の役割を演じ始めたのがかなり気持ち悪かった。このせいで展開や設定に大きな無理が生じていて,本来最適の庇護者であるべき実兄が実は少女を嫌っているように見えてしまったり,少女の知能が低く見えてしまったり,第三者のチェックを通ったプロットなのかかなり怪しい。OP映像などなどセンスが感じられない映像も多数。全体的に出来がお粗末である反面,終盤いい話にまとめようともがけばもがくほどそのお粗末さがギャグになっていって結局のところは笑える作品になっていた。市ノ瀬加那ボイスで性的な誘いをしてくる美少女(非処女)とかいう概念を発明しただけでも十分に価値があるアニメだったとは思う。どちらにせよこんな話が流行る国は早晩滅びるだろう。
  38. フルーツバスケット The Final 10点
    今までの4クール分のエピソードの積み重ねだけでなく,草摩慊人をハブにした(ダブルミーニング)絆の終焉によって生じる各々の心境の変化,成長(特に草摩由希の成長!!!!やはりこの作品は草摩由希の物語でもあるのだと……)が作品のメッセージ性をこれでもかと高めるのに奏功していて,あまりにも良く出来ている。「明確で永遠ではないからこそ過去・現在・未来の相手を受け容れて想い合う絆の尊さ」,それを受けて究極的には「今ある自分を認めてどう世界と関わっていくか」みたいなものを軸にエピソードが作られていたことが改めて感じられて,納得感も大きかった。少女漫画的な感情芝居だけに終始せずしっかりロジックがあるのが好印象。長期アニメのヒロインが恋心を自覚する回大好きなので無限発声。俺も本田透とどこか遠くの土地で二人きりで生活したいし,あわよくば子供孫に囲まれて一緒に歳を重ねてえよ~~~~~~~~~と都会の片隅のワンルームで吼えてしまった。孤独死
  39. オッドタクシー 10点
    間違いなく今期一番面白かった。都会の人間関係模様を描いた群像劇でありつつ,意識するとしないとに関わらず散りばめられた伏線はミステリーであり,各々に重大な裏がある絶妙な緊張感はサスペンスでもある。吉本が芸人を送り込んだアニメなのに,劇中でお笑い芸人がヤクザのボスと繋がっている尖り方には思わず笑みが溢れる。全登場人物の人生が交差するクライマックスはまさに伊坂幸太郎のそれであり,計算され尽くした構成に感嘆。ギミック自体は中盤で気づいたのだが,それがある重要なトリックに繋がるのには思わず膝を打った。副読本的オーディオドラマも必聴。久しぶりに考察して楽しいアニメに巡り合うことが出来た。
  40. iiiあいすくりん 5点
    なんかADHDっぽさというか,定型発達っぽくないキャラクターがたくさん出てきて無。ちいかわが同時期にTLで流行ってたせいで,じゃあちいかわでいいじゃんってなってしまった。ハバアイスデー!は一生流行らないと思う。
  41. りばあす 4クール目 6点
    なんか再開したと思ったらちょっと大会編やって終わった。遊戯王SEVENSも大会編だったのに被せるな。多分元から4クールのつもりだったけど社会情勢的に1クールだけ分かれてしまったのだろう。各ユニットがようやくクロスオーバーしてきて合宿展開で咲じゃん!ってなったけど冷静にSDキャラだから何も嬉しくなかった。
  42. ワンダーエッグ・プライオリティ 特別編 1点
  43. MARS RED 1点
    映像と音楽,明治日本のヴァンパイアものと面白くなりそうな雰囲気モリモリで始まったくせして,ただただ空虚なまま終わった。登場人物の行動は意図が読みづらく理屈は後付,まるで何を描きたいのか伝わってこない時間の無駄みたいな作品だった。
  44. 幼馴染が絶対負けないラブコメ 10点
    明らかに話も映像も出来は良くないんだけど,そこまで含めてあまりにも俺たちの水曜角川すぎて愛おしかった。へにょい映像の中にもギリギリヒロインの可愛さを保つ綱渡り的な危うさが一周回って好ましさに変わるみたいな。水瀬いのりに「好きって言うゲーム」をさせる実質催眠音声で二度美味しい。でも他のキャストはなんかちぐはぐなのも笑える。EDも最高です。
  45. シャドーハウス 8点
    雰囲気とエミリコの可愛さに極振りしたアニメ。それだけでいいと言えばいいのだが,やはり話にもっと奥行きが欲しかった印象。開始当初はシャドー家の謎や生き人形の正体,行く末の謎が少しずつ解かれていくミステリ仕立ての作品なのだと思っていたのだが,案外にあっさりと設定が明かされてしまい極めて興ざめしたというのが大きいだろう。でもそれを補って余りあるほどにはエミリ子が可愛いのでOK。水飲ませる拷問したい。
  46. 蜘蛛ですが、何か? 0点
    一切面白くなかったどころか,2クール目は蜘蛛パートよりもつまらない人間パートの方が若干多いくらいで気が狂うかと思った。序盤に時系列ギミックが明かされた割に蜘蛛パートと人間パートのクロスオーバーに面白みが無いのはもはや狙ってやってるだろとしか。微妙にわかりづらい構成も相まって全てのエピソード(と言えるだけの話があったか?というのは百歩譲って)に興味が湧かず,ただひたすら地獄のようにつまらなかった。悠木碧の熱演も全て蜘蛛子へのヘイトに変わり虚しい。人間パートの微妙に良いキャストも全てが空回っていて虚しい。映像はミルパンセにしては頑張っていたがやっぱり面白映像になってしまっていた。これを2クール作ろうと思った人間はどういう思考してるんだろう。
  47. コロコロアニマルおとぎばなし 0点
  48. 青い羽みつけた! 5点
    鳥類観察して終了のド虚無アニメーション。ちょっとだけ鳥に詳しくなれるかなと思ったけどエンドロール流た瞬間全部忘れた。鳥が全部良い声で喋るからちょっと鼻で笑って終了。
  49. かいじゅうステップ SDGs大作戦 3点
    こども怪獣が人間の,しかも資本家の自己正当化のタテマエでしかないSDGsを称揚するのがとても悲しかった。これを子供に見せて何がしたいんだろう。短いからすぐ終了。
  50. ユメノツボミ 8点
    主人公のCV水瀬いのり夢のつぼみってタイトルなのかなり狙ってるだろ。ニドランとツボミを対比させながら,夢に向かって巣立つ子供と,その成長した後ろ姿を見送る親の気持ちを優しく描き出す筋書きは15分そこらの短編アニメーションとしては非常によく出来ている。 ジェネリック宇宙よりも遠い場所ですよこれ。
  51. ヒーローになりたいヤンチャム 5点
    カンフーパンダ。ヒトとポケモンの関わりを一貫して描くっていうのは変わらないのだなあと思う一方で,絵柄があんまり真剣に見る気をそそらず,ユメノツボミには劣る印象。
  52. 恩納村「サンゴの村宣言」プロジェクト普及啓発アニメーション 4点
    短いけど何も面白くない。手作り感は良いけど訴えかけ方が誤っている。
  53. 夏目友人帳×熊本県「人吉・球磨での優しい時間」 6点 なんで人吉に住んでる夏目が観光客みたいなリアクションするんだよって違和感。いや意図していることはわかるのだけど。サザエさん形式で名所を回るからお手軽にこの地域の観光スポットを知ることができて勉強になる。九州行きてえ。